2年前の甲子園にはなかった新鮮な違和感


 今春は2年ぶりに選抜甲子園が開催されて、聖地・甲子園に活気が戻ってきました。甲子園で球児たちが活躍する姿を久しぶりに見て、少しずつ当たり前が戻ってきた感覚を感じながら、新鮮な気持ちになりましたが、2年前にはなかった違和感もありました。

 人数制限によって観客が少ない。ブラバン応援がない。感染防止のためにベンチでマスクを付けている。それもありますが、もっと目に飛び込んでくるような新鮮な光景が選手たちの足元に。2年前にはなかった白スパイクが本格的に甲子園で使われていました!

 2020年から白スパイクの着用が認められた高校野球。甲子園交流試合でも使用しているチームはいましたが、今春の選抜では、出場した32校の7割近くが白いスパイクを履いていたという状況で、どのチームも白スパイクがユニフォームとマッチしていました。

 また多くの選手の足元が白く眩しくなったことで、2年前に比べて選手たちが爽やかな印象に変わったと同時に、現在の高校野球界の流行が白いスパイクだということも認識することが出来ました。

外見だけでなく、中身もクールだった



 過去にプロ野球選手に白スパイクが導入されることに聞いた際は、「現役時代に履いてみたかった」という声もあがるほど、強い憧れが持たれている白スパイク。見た目からカッコいいですが、実は機能的にも凄いんです。

 スポーツメーカーのミズノ社独自の調査によれば、気温32度の外に黒スパイクと白スパイクの2つを出した結果、白スパイクの方が靴の表面と内部それぞれ10度も低いという結果が出たのです。

 そんなミズノさんをはじめとして、各スポーツメーカーも暑さ対策としても白スパイクが有効的だと打ち出しています。事実、実際に白スパイクを導入したチームでは「白スパイクになって熱を感じにくいみたいで、選手たちは履きやすそうです」という話も聞いたことがあります。

 熱中症になったとき、体温を下げるために靴を脱がせることが推奨されていますが、それだけ足元の温度は大切だと言うことです。地面からの熱を一番に感じる場所ですから、温度を下げないといけないですよね。ましては人工芝のグラウンドでやるときは、地面からの熱を余計に感じるので、足元の温度を下げることは健康を維持するには大事です。

 デザインだけではなく、機能面においてもクールな部分がある白スパイク。夏の地方大会は暑さとも戦わなければいけません。選手たちの健康、疲労を軽減させる意味でも、白スパイクを履いて、少しでも快適に戦い抜いてはどうでしょうか。



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